生化学検査

生化学検査

患者さんから採取した血液や尿などを検査します。

生化学検査

患者さんから採取した血液を固めて、1分間に3000回転という高回転で回すと、黄色の上澄みができます。
この上澄みである、血清というものや尿などから、いろいろな項目を検査します。

生化学検査

電解質(体内のミネラル)

ナトリウム・カリウム・クロール・カルシウム・リン

肝機能検査

ビリルビン・AST・ALT・γGT・ALP・LDH

腎機能検査

カリウム・クレアチニン・尿素窒素・尿酸

膵機能検査

アミラーゼ・P型アミラーゼ

心機能検査

カリウム・AST・LDH・CK-MB

炎症検査

CRP・CK

栄養指標

総蛋白・アルブミン・血糖

脂質検査

総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール

そのほか、腫瘍マーカーやホルモンを測定する場合もあります。

感染症検査

梅毒・B型肝炎(かんえん)・C型肝炎(かんえん)・HIV・HTLVの感染症の検査です。
診察や手術前の確認・管理などを目的に行います。

ヘモグロビンA1c

ヘモグロビンA1cとは、血液中のブドウ糖がヘモグロビンと結合したもので、過去1~2ヶ月間の血糖コントロール状態を反映しており、糖尿病の診断に用いられます。