プロフィール
1997年入職。さまざまな科で経験を積み、現在は血液内科、
糖尿病・内分泌内科の看護師長を務める。

スタッフボイス


看護師
インタビュー看護師長

周りのサポートのおかげで子育てと仕事を両立できました。
今の目標は、皆さんが働きやすい
環境を作っていくこと。

仕事内容を教えてください

血液内科と糖尿病・内分泌内科病棟を担当しています。血液内科は抗がん剤治療が主となりますので、安全にミスがないように、確実な治療を行うというのがポイントです。糖尿病・内分泌内科では、糖尿病、高血圧、脂質異常症、骨粗鬆症などの患者さんへの指導がメインです。患者さんが病気や薬のことをきちんと理解した状態で退院できるようにすることを大切にしています。また、退院後は外来受診となりますので、外来との連携も大切ですね。20年以上働いてきた今、「患者さんに対して言うべきことはしっかり言う」ことを心がけています。退院後が重要な科でもあるので、そこは特に意識しています。

出産・子育てと仕事の両立についてお聞かせください

産休前、当時の上司に「あなたは看護師という任務もあるけれど母という任務もあるので、母でいるべきときは母でいなさい」と言われたことが心に残っています。子どもの調子が悪いときに気遣ってくださったり、外来勤務をさせていただいたりして、そのおかげで子育てしながら働けたなと実感しています。あとは、院内の託児所を活用できたのもよかったです。過去にたくさん配慮していただいた分、今は若手の看護師の皆さんのサポートをしていかなきゃいけない立場だなと思っています。時短制度もあるのでぜひ活用して、子育てしやすい環境を作っていってほしいですね。

今後の目標はありますか

今、どうすれば皆さんが快適に働けるのかを考えています。女性が多い職場なので、結婚、妊娠、出産などさまざまなライフイベントを考慮するのも仕事の一つ。まずは、コミュニケーションのしっかり取れる雰囲気のよい職場を目指して、一人ひとりが安心して働ける環境を作っていきたいです。入職後にプリセプターがついて徐々にステップアップできるという看護職のいいところを活かしながら、若い看護師たちをしっかりと育てていくというのも目標ですね。ほかには、地域医療に興味があるのでその勉強もしていきたいです。

看護師インタビュー