研修医
多治見病院の研修医

当院では毎年研修医を受け入れており、研修医は基本的診療能力を習得するために日々研修に励んでいます。今回は、1年目の研修医の声をご紹介します。

1年目 研修医 佐々木 秀崇

Q.多治見病院を選んだ理由は何ですか?

A.私は出身が恵那市で、東濃地域で医療に従事したいという思いがあり、また、3次救急病院である多治見病院ではさまざまな症例を経験できるということで選びました。大学に当院出身の先生が在籍しており、その先生方の姿を見て、多治見病院でキャリアを形成したいと思ったことも理由の一つです。実際に入職してみて、研修医に対する指導体制が充実していると実感しています。先生方もさまざまな手技や検査に立ち会わせてくださるのでとても勉強になります。

Q.研修医の1日の流れを教えてください

A.まず朝1番に救急科の先生や2 年目の研修医の先生による勉強会に参加しています。次に、各科の業務に移り病棟回診を行います。患者さんの容体を確認し、上級医の先生にフィードバックをもらいます。その後は専門外来の見学や手術・検査の立会いなどをしています。

Q.自分の成長を感じるのはどんなときですか?

A.救急外来では、患者さんの症状を確認してどのような検査や処置が必要なのかを判断する「ファーストタッチ」を行います。最初の頃は何をしたらいいのかわからず焦ることも多かったのですが、上級医の先生に指導いただきながら経験を重ねることで、落ち着いて判断をできるようになり、成長を感じています。

Q.研修医として心がけていることはありますか?

A.患者さんに寄り添い・不安をやわらげ、各診療科へつなげられる適切な診療・検査ができるよう心がけています。診療能力を高めるために、空いた時間には救急外来へ行き診療を見て学んでいます。また、積極的に勉強会に参加したり、休日には院内図書室を活用したりしています。

Q.今、頑張っていることは何ですか?

A.1年目の研修医のリーダーとして、14人の同期一人ひとりが前向きに研修に取り組めるよう、みんなで支え合える環境を作っていることです。退勤後には同期と学びを共有し、意見交換をしています。自分だったらどう対応するかなどを考えることができるため、同期との会話は非常に勉強になります。

Q.目標を教えてください

A.一人の医師として独り立ちすることが今の目標なので、一回一回の研修や上級医の先生からのフィードバックを大切にしていきたいです。また、消化器内科を志望しているため、休日や空いた時間を活用しその分野の勉強も頑張っていきたいです。