地域がん診療拠点病院

がん遺伝子パネル検査

がん遺伝子パネル検査とは

がんは遺伝子の変化によって起こる病気です。がん遺伝子パネル検査では、がん細胞に起きている遺伝子の変化に関して、一度に多数の遺伝子を調べる(解析する)ことで、がんの特徴に基づいた治療法を検討します。

「がん遺伝子パネル検査」を検討する方にご理解いただきたいこと
(がんゲノム情報管理センター(C-CAT)作成)

がん遺伝子パネル検査の目的と注意点

がん遺伝子パネル検査を受けることで、抗がん薬の選択に関連する遺伝子の変化が明らかになり、今後の治療選択に役立つ情報が得られる可能性があります。一方でこの検査を受けても、あなたの治療選択に有用な情報が何も得られない場合や、得られたとしても治療に適した薬剤がない場合もあります。また、解析に用いた検体の品質や量によっては、正確な結果が得られないこともあります。

がん遺伝子パネル検査は、保険診療の検査となります

保険診療でのがん遺伝子パネル検査の詳細

<対象となる患者さん>

保険診療の対象となるがん遺伝子パネル検査は下記のとおりです。(2020年4月現在)

検査名OncoGuideTM
NCC オンコパネルシステム
FoundationOne®CDx
がんゲノムプロファイル
検査実施場所日本米国
検査対象遺伝子数114324
検査対象融合遺伝子数1236
マイクロサテライト不安定性(MSI)判定無し判定有り
腫瘍遺伝子変異量(TMB)算出あり算出あり
必要な検体腫瘍検体/血液腫瘍検体
結果までの所要期間1.5~2か月1.5~2か月

上記はいずれも腫瘍組織を用いた検査ですので、検査を実施するために十分な病理組織が必要となります。腫瘍組織がない、あるいは量が不足している場合、保険診療でのがん遺伝子パネル検査が実施できないことがあります。

<検査に関する費用>

内訳金額留意点
がん遺伝子パネル検査費用OncoGuideTM NCC オンコパネルシステムFoundationOne® CDx がんゲノムプロファイル56万円の1~3割がん遺伝子パネル検査費用については、検査実施時と結果説明時の2回に分けてお支払いいただきます高額療養費支給の対象となる場合があります
その他諸費用の1~3割外来受診料、病理診断料等初診から検査結果説明まで、3回程度受診していただきます

<申し込み方法>

現在治療を担当されている主治医とご相談ください。