中央放射線部

骨塩定量測定

骨密度測定とは

骨粗しょう症の予防のため骨量の減少を早期に発見することができるのが骨密度検査です。骨密度検査ではごく微量のX線を用いる方法で、骨粗しょう症になった時に特に骨折リスクが高い腰椎や大腿部の付け根の骨量を測定します。

撮影装置

ホロジック社製

radiography08

骨塩定量測定 FAQ

Q.骨の丈夫さを測る検査にはどんな種類があるのですか?

骨量(骨塩量)、そして骨密度を測定する方法には、エックス線、CT、超音波などを用いる様々な方法があり、測定部位も異なってくるため、骨密度の判定基準も異なってきます。

Q.カラダの中に金属が入っていますが大丈夫でしょうか?

検査の対象部位に金属がなければ問題ありません。

Q.この検査をすると何がわかるのですか?

骨の強さがわかります。
骨塩量(カルシウム)の値を測ることで、性別に応じた骨の密度を計測(定量)し基準値と比較します。

Q.着衣は着たままで検査できますか?

当院は腰椎、大腿骨頭で検査を行っていまので、金属やボタン等の無い検査着に着替えていただきます。

Q.時計やコルセット、湿布はしたままで構いませんか?

検査部位にかかる場合は外していただく事になります。

Q.先日、バリウムの検査をしたところですが大丈夫でしょうか?

腰椎・股関節で検査をする場合は腸の中に残ったバリウムが正確な診断を妨げる場合があります。
その場合は完全に排泄されるまで十分な期間をあけて検査をする必要がありますので主治医に確認します。

Q.RI検査をしてきたところですが、問題ありませんか?

投与薬品によっては大丈夫ですが、放射性医薬品投与後では測定値が低くなるという報告があります。

Q.検査部位に骨折の既往がありますが問題ありませんか?

骨折の既往歴がある箇所では正常部位と比べて骨密度が変わってしまいます。

Q.腰、かかと、腕、手 どこで調べるのが一番正確なのですか?

測定法によって特徴があります。
もっとも正確な定量は腰椎での測定と言われていますが装置が大がかりで費用も高く、時間もかかります。
骨粗鬆症の予防と治療ガイドラインによると一重エックス線吸収法または二重エックス線吸収法がもっとも正確とされています。
反対に各種検査法の中では超音波を使った検査は正確性に欠けることが知られていますので、かかとでの超音波を用いた計測では骨塩量の多い少ないではなく、前回検査と比較して変わらないか、減少しているかの相対的比較のためとして利用されることが推奨されます。

Q.造影CT検査施行後の検査に注意点はありますか?

腰椎・骨盤の検査だけでなく前腕で測定するタイプの検査であっても造影CT直後では測定値が高めにでる可能性が考えられます。
検査自体が決して緊急性を求められるものではありませんので、日を改めて検査するべきです。

Q.検査中は動いてはいけないのですか?どのくらいの時間かかりますか?

検査法によって大きく異なりますが、腰椎であれば10~15分が目安です。

Q.利き手と反対側の腕で測定するのはどうしてですか?

利き手は反対の腕よりも丈夫になりやすく測定値が高い傾向にあるためです。

Q.検査の結果表はどう見たらいいですか?

診察時に担当の医師が説明します。

Q.測定結果は他院、他検査と比較できるのですか?

計測部位の違い、また同じ測定部位であっても測定法の違いなどにより測定結果が異なる場合がありますので、なるべく同じ施設で定期的に検査することをお勧めします。

Q.前回の検査から骨粗鬆症の薬を飲んでいますが、骨密度は高くなりますか?

骨密度を高くさせるのは難しいのですが、現状を保持するように努力しましょう。
お薬だけに頼らず日常生活も重要です。
また、嗜好品によっても影響される事がわかっています。

Q.検査結果の数値が低いとすぐに骨折してしまうのですか?

数値が低いということは骨の密度が低くなっているということなので、骨折しやすくなります。
ただし、低いと必ず骨折するわけではありませんし、高ければ骨折しないわけではありません。

Q.どのくらいの間隔で検査を受ければいいですか?

骨粗鬆症は女性に多い病気です。女性で50歳以上であれば年に一回程度の測定は予防の観点からも有用だと思われます。
治療が必要であれば4ヶ月に一回程度、受けていただくことが多いです。

Q.骨密度を下げないための生活とは?

食事や運動、嗜好品の制限などの日々の生活習慣の改善が重要です。