各医療部門のご紹介

救命救急センター

スタッフ

職名・氏名 医師資格
取得年度
主な専門領域・専門医など
救命救急センター長
稲垣 雅昭
平成8年 日本救急医学会救急科専門医
日本麻酔科学会麻酔科指導医
日本集中治療医学会集中治療専門医・東海北陸支部連絡協議会委員
岐阜県メディカルコントロール協議会委員
日本集団災害医学会
日本呼吸療法医学会
日本DMAT隊員
救命救急センター医師
吉村 絃希
平成30年 日本救急医学会会員
日本集中治療医学会会員
日本急性血液浄化学会

救急医療について

一次救急は、各都道府県で設置されている休日夜間急患センターや地域の病院やクリニックが交替で診療する入院や手術を伴わない応急的な医療です。

二次救急は、手術や入院治療が必要な患者様の医療を行います。

救命救急センターは、人口100万人あたり一か所以上、それ以下の県では各県一か所は設置されており、二次救急では対応できない生命の危機を伴う重篤な患者に対して、24時間体制で複数の専門科の医師が高度な医療技術を提供する三次救急医療機関です。 そして特に高度な医療技術を提供できる「高度救命救急センター」、小規模で救命センターを補完する「地域救命救急センター」または「新型救命救急センター」に分類されます。

救命救急センター長 挨拶

―東濃地区における救急医療の最後の砦―

救命救急センター長 稲垣雅昭

当救命救急センターは、岐阜県下6箇所設置されているうちの一つで地域救命救急センターにあたります。人口約32万人の東濃地域唯一の救急医療の中核センターとして一般病院では治療が難しい脳血管障害、虚血性心疾患、急性呼吸不全、急性中毒、熱傷、重症外傷、各種ショック、生命の危機を伴う重篤な救急患者様に対し、高度治療を専門に行なう施設として平成2年に開設されました。さらに災害拠点病院(地域災害医療センター)、DMAT派遣病院として災害時に備えながら、地域周産期母子医療センター、第二種感染症医療機関にも指定され、東濃地区における救急医療の最期の砦としての役割を果たすよう努力しております。今後も救急医療はもちろんのこと、研修医・看護師・救急隊員・学生などへの教育・研修、災害時の医療を通して地域に貢献していきたいと考えています。

概要

―24時間体制で高度な救急医療を提供―

救命救急センターは搬送されてきた重症患者様に迅速な処置や診断を行う救急初療室(ER)と集中治療センター(ICU/HCU)からなります。

ERは、一次・二次の救急医療機関からの紹介・転院、消防機関との連携のもと、専用回線を通して24時間スタッフが待機しています。また当院は3県境の山間部に位置し、近隣に高速道路(中央道・東海環状自動車道)があるため、搬送に時間を要する場合はドクターヘリ(岐阜県・愛知県・長野県)・防災ヘリ・ドクターカーを利用して重症救急患者様の搬送支援、受入も行っています。

当院屋上でのドクターヘリ

集中治療センターは合計20床あり、24時間365日、早期機能回復を目指して集学的治療を行います。専門的な治療が必要な場合は、各科専門医とともに治療方針を決定していきます。また高度な治療を効率よく行うため看護師・薬剤師・理学療法士・臨床工学技士・栄養士などの多職種カンファレンスを積極的に行いチーム医療を推進しています。

ICUカンファレンス

MC(メディカルコントロール)体制構築

―病院前救急医療の質の向上―

MC体制構築の取り組みとしてオンライン指示対応(救命士が現場から患者様の状況を医師に直接連絡し、医師の指示を受け応急処置等を行うこと)や事後検証、さらに臨床実習や教育の機会を提供しています。

学生実習や各種研修の受け入れ

―医療教育―

当院では医学生をはじめ、看護学生、薬学生、その他医療系学生などの臨床実習に協力しています。

方針

―助かる命は助けたいー

  1. 当院の基本理念に従い、安全でやさしい救急医療を提供します。
  2. 最新の良質な医療水準を維持します。
  3. 24時間救急診療体制を提供し、重症患者を最優先に診察を行います。
  4. 救急隊並びに他の救急医療機関との緊密な連携および的確な対応をします。 
  5. 職種間の連携による安全なチーム医療を提供します。

受診に際してのお願い

  1. 救急車以外の一般診療は基本的に各科外来(外来受付時間/平日8時30分 ~ 11時00分まで)での受診をお願いいたします。やむを得ず救急車以外で休日・平日の時間外に救急外来診察を希望される場合は、あらかじめ電話(0572-22-5311)による事前連絡を行ってください。事前連絡されずに来院された場合は改めて院外より電話連絡をいただくことになります。
  2. 当センターは、三次救急医療機関としての役割を担っており、重篤な患者さんを最優先して診察・治療を行っておりますのでご了承ください。
  3. ERの状況によっては診察・検査までの待ち時間・内服薬のお渡し・会計までに時間がかかることがございますのでご了承ください。またERでのお薬は週末や長期休暇の場合を除き原則として1日分となります。
  4. 来院時には保険証と各種受給票(乳児・幼児・小児など)、当院を受診されたことがあれば当院の診察券をお持ちくださいますようお願いします。またお薬手帳があれば持参してください。
  5. 必要に応じてスタッフが患者様の持ち物・衣服・危険物のチェックを行います。場合によっては警備員が診療に立ち会います。
  6. 患者様・御家族様・付添人様の暴言・暴力により診療が妨げられたり、医療従事者や他の患者様の安全が脅かされる恐れがある場合は診療をお断りする場合がございます。
  7. スタッフの指示に従わず、危険物(ペットを含む)の持ち込みや診療に協力を得られない患者様・御家族様・付添人様は院外へ退出し、場合によっては警察へ通報します

ERの注意点

診察

  1. 受付後看護師が緊急度判定(トリアージ)を行います。トリアージ判定に基づき診察順番が受付順とは異なる場合がありますがご了承ください。
  2. 救急外来では直ちに治療が必要な病気やケガに対する検査のみを行います。
  3. 救急外来で行った検査の結果で、後日異常が明らかになる場合もあります。再来院の連絡をさせていただく場合がありますので、時間外受付に緊急連絡先をお伝え下さい。
  4. 当院では研修指定病院として積極的に学生や救急救命士の見学・研修を受け入れており、診察室や病棟、検査室などにおいて当院のスタッフとともに診療内容を見学し、実習や補助をさせていただく場合がありますのでご了承ください。 
  5. ER受診後帰宅された場合は、翌平日の一般外来受診をお願いしています。

緊急入院

直ちに入院治療が必要な病気やケガの場合に緊急入院となります。しかし当院で適切な入院病床や手術予定が確保できない場合には、転院して頂く場合がございます。

その他

  1. 通常の診療費とは別に、初診料加算額として「5,000 円(消費税込)」を頂きます。診察・検査・お薬代を合わせて 1 万円程度かかる場合もあります。 
  2. 院内警備員は24時間在駐していますが、貴重品の管理は患者様本人あるいはご家族様でお願い致します。
  3. 現在の感染症蔓延状態を鑑みて、診察前検査が必要と医師が判断した場合は病院外の隔離室あるいは救急車内で検査をさせていただき、検査結果が出るまでは隔離を行っています。ご理解の程よろしくお願いいたします。

災害救護の実績

災害拠点病院(地域災害医療センター)、DMAT派遣病院として、被災された傷病者のために当院からもDMATや医療救護班が現地に入り医療救護をおこないました。

  • 2011年 東日本大震災(DMAT&災害救護班派遣)
  • 2016年 熊本地震(DMAT&DPAT派遣)
  • 2020年 ダイアモンドプリンセス号医療支援(DMAT派遣)

治療実績

救命救急センター重症患者診療実績(平成31年1月〜令和元年12月)

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