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外科系

呼吸器外科

内視鏡や開胸による手術をはじめ
化学療法や放射線治療なども行います

当科では、胸部のうち心臓大血管と食道をのぞく臓器の外科的治療を担当しています。患者さん一人ひとりの状況に合わせて最適な治療方法を提案するほか、対象疾患によっては他の科と共同で治療にあたります。

病棟

西病棟6階

外来

中央診療棟2階

対象疾患

肺病変/縦隔病変/胸部外傷

スタッフ

主任医長
杉山 燈人

主な専門領域及び認定医、専門医など

  • 日本外科学会専門医
  • 日本呼吸器外科学会専門医

医師資格取得年度

  • 平成21年

主任医師
木村 海斗

主な専門領域及び認定医、専門医など

  • 日本外科学会専門医
  • 日本呼吸器外科学会
  • 日本腹部救急医外科学会
  • 日本内視鏡外科学会
  • 日本肺癌学会
  • 日本呼吸器内視鏡学会
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医
  • 日本外科感染学会

外来診療表|呼吸器外科

初診

杉山 燈人

杉山 燈人

(午後)木村 海斗 

概要

胸部のうち、心臓大血管と食道をのぞく臓器の外科的治療を担当しています。具体的には、肺病変(肺がん、転移性肺腫瘍、自然気胸など)や縦隔病変(胸腺腫、奇形腫、神経原性腫瘍など)の手術を行っています。また胸部外傷の治療も行います。

特色

肺癌に対しては、原則として標準治療に基づいた外科治療(肺葉切除など)を行います。当科では、麻酔科による麻酔のもとで、安全性のマージンがより大きいと考えられる、従来の開胸法で手術しています。2021年より、早期肺癌に対する胸腔鏡下手術を導入しております。今まで愛知県がんセンターや名古屋医療センターに紹介していた症例も、当院で手術が可能になりました。診断のつかない肺腫瘍は、胸腔鏡下に生検を行い、術中迅速診断で肺癌だった場合には、続けて肺葉切除を行っております。進行肺癌は手術だけでは根治が難しいため、呼吸器科および放射線科と協力して、化学療法や放射線治療を組み合わせて治療にあたっています。
必要に応じて、切除した肺がんの遺伝子を調べ、化学療法に役立てています。自然気胸の治療は、ほぼ全例胸腔鏡下にて行っております。全身麻酔の困難な続発性気胸に対して、局所麻酔下の胸腔鏡手術による治療を行うこともあります。
縦隔腫瘍については、腫瘍の大きさや位置、浸潤の程度により、鏡視下手術または通常開胸法を選択しています。脊柱管浸潤例では、整形外科と共同で完全切除を行います。外傷は、麻酔科、消化器外科、脳外科、整形外科と連携しながら、肺挫傷や血胸、気胸、肋骨骨折などに対して、外科的および保存的治療を行っています。

実績

2024年の全身麻酔による手術件数は、肺癌72件、転移性肺腫瘍10件、自然気胸および続発性気胸20件、縦隔腫瘍6件、その他22件、合計130件でした。胸腔鏡手術は、そのうち94件に施行しております。

学生の皆様へ

肺がんは年々増加しており、がんの年間死亡原因の第1位です。
肺がんの治療の第1選択は手術ですが、それを担うはずの呼吸器外科医はまだまだ不足しており、常勤医不在の病院も少なくありません。
当院では常勤2名に、手術時のみ非常勤医1名の体制で診療にあたっていますが、スタッフ不足を痛感する場面が多々あります。
大変ではありますが、一方で生命を直接支える臓器である肺の治療に特化した、とてもやりがいのある科です。
興味のある方はぜひ一緒に肺がんの根治をめざしましょう。