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外科系

乳腺・内分泌外科

一人ひとりの病状に合わせた治療を。

医療情報の普及や治療選択枝の拡大に伴い、あらゆる人生観や要望を持った患者さんや高齢化に伴いさまざまな背景を抱えた患者さんがいらっしゃいます。ガイドラインに準拠しつつも、各人のニーズや人生観、生活背景を考慮した治療を模索しています。

病棟

西病棟6階

外来

中央診療棟2階

対象疾患

乳がん、甲状腺腫瘍がん、甲状腺腫瘍、甲状腺腫瘍がん、乳腺腫瘍

スタッフ

非常勤医師
大野 元嗣

主な専門領域及び認定医、専門医など

  • 乳腺・内分泌外科
  • 日本外科学会専門医
  • 日本乳癌学会専門医、指導医
  • 日本内分泌外科学会専門医
  • 日本乳癌検診学会マンモグラフィー読影認定医
  • 日本内分泌外科学会評議員
  • 日本甲状腺外科学会評議員

医師資格取得年度

  • 昭和58年

非常勤医師(名古屋大学)
一川 貴洋

主な専門領域及び認定医、専門医など

  • 日本外科学会専門医
  • 日本乳癌学会乳腺認定医
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医

医師資格取得年度

  • 平成24年

外来診療表|乳腺・内分泌外科

初診

外科医

外科医

外科医

外科医

(午後)※一川 貴洋

※ 武内 大

概要

当科は乳腺疾患や甲状腺・副甲状腺疾患などを扱います。(現在、副腎腫瘍の手術は主に名古屋大学医学部付属病院に依頼しています)マンモグラフィー検診施設画像認定施設にも認定され、認定放射線技師によるマンモグラフィー撮影、読影認定医師による読影を行っております。

当院は東濃地区の基幹病院として、東濃をはじめ可児、中濃方面からも多くの患者さんが訪れます。詳しい医療情報をお持ちの患者さんから、地方・遠方から診療を求めて来院される方々まで広範囲な患者層を抱えています。地域医療を支える立場として、ガイドラインに準拠しつつも、患者さんのおかれている現状背景を考慮し、患者・家族の皆さんがより満足できる診療を日々模索しています。

当院で可能な診断治療;乳腺疾患

1.マンモグラフィー、トモシンセーシス撮影(断層写真)、超音波検査

2.細胞診、針生検、超音波ガイド下マンモトーム検査

3.乳癌根治手術、センチネルリンパ節生検(色素法)、術後放射線照射

4.術前術後化学療法(抗がん剤)、内分泌療法、分子標的薬治療

5.乳房再建術(形成外科と相談にて調整します)

★妊娠中の方や、炎症を認める場合などはマンモグラフィー撮影ができないことがあります。外来受付で申し出ください。

★産後の乳腺炎は、まず出産病院の助産師さんなどにご相談してください。

当院で診断治療可能な甲状腺・副甲状腺疾患

1.甲状腺癌手術

2.良性甲状腺腫・副甲状腺腫摘出術など

★慢性腎不全由来の二次性副甲状腺機能亢進症等は、名古屋第2赤十字病院(八事)受診をお勧めしています。

お願い

現在、乳腺・内分泌外科専門医の常勤医師は不在で、非常勤医師と一般外科医師の協力のもとに外来診療・手術治療を行っています。名古屋大学を中心に常勤医師の派遣を要請中です。診断・治療方針などは専門医が検討・アドバイスしています。
診察は基本的に予約制です。現在、当院の初診・精査や手術・フォローの患者さんで手一杯の状況でありますので、他院で治療・フォロー中の患者さんの転院希望に対しては受け入れが困難な場合があります。ご了解よろしくお願いいたします。

2024年4月更新

手術件数

乳腺(単位:例)

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

悪性

89

93

106

92

93

106

81

良性

11

13

15

12

16

17

14

甲状腺(単位:例)

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

悪性

6

4

7

6

14

17

18

良性

6

2

3

3

2

4

7

副甲状腺(単位:例)

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

1

1

0

1

3

1

7

その他(単位:例)

2016年

2017年

2018年

2019年

2020年

2021年

2022年

0

1

2

0

3

3

4

学生・研修医の皆様へ

乳腺分野は、乳癌検診・人間ドックの普及や患者さんの専門医志向に伴い、診療の場が一般外科から専門外来へシフト・集中しています。
内分泌外科手術も、その特殊性から一般外科の手から限られた内分泌外科専門医・施設のもとに集まっています。
当分野は、手術手技のみならず、画像診断(マンモグラフィや超音波診断)能力、病理検査手技(細胞診や針生検)や病理学知識の習得、化学・内分泌療法など腫瘍内科学的知識の習得、甲状腺外科等では内分泌学領域の知識など専門性が要求されます。
特に近年内分泌外科専門医が不足気味で、当地方でも甲状腺手術が行える施設が限られています。乳腺領域も同様で、診断後の手術~術後治療フォローまで担えるスタッフが不足気味です。地域内で治療を完結することが難しくなってきています。専門医の育成・充足が急務となっています。学生・研修医の皆さんで当科に関心・興味のある方は是非ご相談ください。