「第1回MAGNETOM Japan Grand Prix」で金賞受賞

令和7年9月27日に東京都内で初開催された「第1回MAGNETOM Japan Grand Prix」で、当院の中央放射線部 診療放射線技師 西尾広明が最高峰の賞である金賞を受賞しました。
この会は医療機器メーカーのシーメンスヘルスケアが主催するもので、診療に関わる技師らのMRIの撮影技術を競い、医療の質の向上を目的に今回初めて開催されました。
当日は、全国から集まった48題の予選で勝ち抜いた8人が出場し、MRIの撮影技術についてプレゼンテーションを行いました。
審査は大学病院の医師をはじめとする会場参加者やオンライン参加者が行い、実用性、創意工夫などの6つの項目が評価されました。
西尾技師は「今回受賞した撮像法は装置の欠点を逆手にとり利点へと変える方法で、従来の方法では検査が困難であった患者にも適応できる、新しいアプローチであった。全国のどの装置でも撮像可能な汎用性の高い撮像法であり、今回の受賞をきっかけに広く普及し、多くのMRI担当技師の皆さまに活用してもらうことで、医療に貢献できることを大変うれしく思う。」と喜びを語りました。
中央放射線部桐山知巳技師長は「大学病院等の研究施設からの応募が多い中、一地方病院の当院が金賞を取れたことは凄く誉であることだと思う。日頃から西尾技師はMRI検査の牽引役となり業務に努めており、日々の忙しい業務を終えた後に自己研鑽で研究している姿は非常に誇りに思っている。当院の行動指針「医療の質の向上を目指し自己研鑽に努めます」を実践した一人である。」と受賞をたたえました。
当院では、より良い医療を提供するため、今後も様々な取り組みに挑戦していきます。