病院長あいさつ

 県立多治見病院は、1939年開院以来、主として東濃可児地域の医療における基幹病院としての役割を担ってまいりました。2010年4月には地方独立行政法人として新たに出発し、原田前院長のもと、様々な分野で改革を進め、がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、災害拠点病院、感染症指定医療機関としての機能はもとより、救命救急センター、周産期母子医療センターは東濃可児地域の唯一の拠点として地域医療の充実に寄与してまいりました。     

 また、緩和ケア病棟、精神科病棟、高精度放射線治療棟(2018年4月より2台目の診療装置稼働)、血液浄化センター(急性期透析部門)の開設を進め、2019年度には医療総合情報システム(電子カルテ)を更新することで、我々医療従事者と患者さんの双方により利便性の高い医療環境となる予定です。当院の最大のプロジェクトである新中央診療棟建設は2022年度中の開設を目指して設計が着実に進行しています。明るく広い新しい中央診療棟の内容と機能に是非ご期待ください。

 政府主導の医療改革は、高齢社会に対応すべく、各病院の役割分担をより明確に求めてきているところですが、当院は、今まで通り東濃可児地域の基幹病院として急性期医療を担っていきます。そのため、多くの診療科を充実させ、住民、地域医療機関のニーズに答えられるように努めてまいります。また、将来起こりうる災害、住民の高齢化、就業人口の減少、社会保険制度の変革等様々な変化に“強い”県立多治見病院を目指していきます。

 今後も基本理念としている「安全で、やさしく、あたたかい医療に努めます」の実践のため、より一層地域の皆様、各医療機関とコミュニケーションを図ってまいりますので、御支援、御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

平成30年4月
病院長 近藤泰三