MRI検査

MRI検査とは・・・?

MRIとは、Magnetic Resonance Imaging の略で日本語では磁気共鳴画像といいます。よくRI(核医学検査)と間違われますが全く別の検査です。MRI検査はとても強力な磁石と電磁波(RF波)を用いて画像を作ります。なぜ、磁石と電磁波で画像が作れるの??と思うかもしれないですが人の体にある水分子(プロトン)からの弱い信号を画像化しています。画像を作る原理は難しく、強い磁石・電磁波を使うため気をつける点も多いですが被曝がなく安全で利点も多く有用な検査です。

どんなことに気を付ければいいですか?

前述したように、強い磁石・電磁波による影響が多くあります。検査室に磁性体を持ち込むと、かなりの力で引っ張られ大事故につながります。実際、海外ではガスボンベの吸着による死亡事故も起きています。体内の金属も吸着・発熱の危険があるため注意が必要です。当院では基本的に体内金属などがある方は、より安全をみて磁場の弱い1.5Tにて対応しています。(もう1台は3.0T)
機械類も故障します。時計などの持ち物はもちろん、ペースメーカー・ICDなど体内のものにも影響します。MRI対応のペースメーカー・ICDもありますが非対応のものと間違えると命にかかわるので慎重に検査を行う必要があります。また、MRI対応のペースメーカー・ICDでも検査前後に設定変更が必要です。
貼付剤・金属によるやけど、入れ墨部分のやけどや変色、磁気カードなどのデータ消失などもありえます。
その他、閉所による圧迫感、検査時間が長いことの不快感、検査時に発生するとても大きな騒音による不快感、造影剤使用時の副作用などもあります。

ちゃんと気を付ければ利点の多い検査です!

安全に検査を行えば利点の多い検査になります。放射線を使用しないため、被曝なしで体内の情報を得られる・造影剤なしで血管の情報が得られる・急性期脳梗塞の早期診断ができる・撮像条件の設定により様々な撮像が可能・機能情報も得ることができる・組織間コントラストのよい画像が得られる、など他にも多くの利点があります。
このように利点の多いMRI画像は、診断などにとても有用な情報が多く得られるはずです。

どんな撮影方法があるの?

種類としては、T1強調画像、T2強調画像、T2*強調画像PWI、FLAIR、DWI、MRA、MRV、MRS、SWI、ASL・・・・・・などの撮像法や、脂肪抑制法、動き抑制法、撮像断面・方向の選択などとても多くの撮像法・条件があります。しかし、一つの撮像でも時間が長く、それぞれの撮像は同時には行えないためMRI検査は時間がかかります。

3.0T ■3T MR装置
MAGNETOM Trio Tim
SIEMENS
1.5T ■1.5T MR装置
MAGNETOM Aera
SIEMENS
MRIstuff

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