消化器内科

スタッフ

 

職名・氏名 医師資格
取得年度
所属学会 専門医等 評議員等
消化器内科部長 兼
内視鏡センター長
奥村 文浩
平成9年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本膵臓学会
日本胆道学会
日本癌治療学会
日本臨床腫瘍学会
国際膵臓学会
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
日本胆道学会認定指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
消化器疾患全般(とくに膵臓・胆道疾患)
日本消化器病学会東海支部評議員・総会評議員
日本消化器内視鏡学会東海支部評議員・総会評議員
消化器内視鏡科部長 兼
化学療法センター長 兼
栄養管理部長
水島 隆史
平成10年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本消化管学会
日本臨床腫瘍学会
日本膵臓学会
日本胆道学会
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本肝臓学会肝臓専門医
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
消化器疾患(とくに消化管領域、炎症性腸疾患)

日本消化器病学会東海支部評議員
日本消化器内視鏡学会東海支部評議員

主任医長
塚本 宏延
平成13年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本消化管学会
日本潰瘍学会
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
日本肝臓学会肝臓専門医
日本消化管学会胃腸科専門医・指導医

日本消化器病学会東海支部評議員
日本消化器内視鏡学会東海支部評議員

医長
藤田 恭明
平成16年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本胆道学会
日本膵臓学会

日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本肝臓学会肝臓専門医

主任医師
羽根田 賢一
平成21年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
日本肝臓学会
主任医師
鈴木 雄太
平成23年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本消化管学会
日本膵臓学会
日本胆道学会
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本肝臓学会肝臓専門医
主任医師
蓑輪 彬久
平成24年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会専門医
主任医師
鬼頭 佑輔
平成25年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本膵臓学会
日本胆道学会
日本内科学会認定内科医
主任医師
石原 亮
平成25年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本内科学会認定内科医
主任医師
浦壁 憲司
平成26年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本内科学会認定内科医
主任医師
貫井 嵩之
平成26年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内科学会認定内科医
医師
大岩 拓矢
平成27年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本内科学会認定内科医
医師
皆森 俊
平成28年 日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会

概要

当科は岐阜県東濃地方の中核病院として、多数例の急性・慢性消化器疾患および消化器がんの診断と治療に取り組んでいます。消化器疾患のなかには外科的手術が必要になることもあるため、外科とは常に綿密な連携を取りながら診療にあたっています。また、当院では最新の内視鏡機器・技術を積極的に導入し、低侵襲で安全な治療を提供できるよう心がけています。

診療内容

消化管疾患

<食道>

 特殊光を用いた拡大内視鏡で食道がんの早期発見に努めています。
 食道がんでは内視鏡、CT、MRI等でその進行度を詳しく調べます。進行度に応じて手術、化学療法、放射線療法または化学療法と放射線療法の併用といった治療をおこないます。粘膜内がんに対しては内視鏡的粘膜下剥離術(ESD)を積極的に行っています。食道がんでは、しばしばがんによって食道が狭くなり、食べ物の通過障害が生じます。そのような場合には、内視鏡的に狭くなった食道に対し金属ステントを留置して通過障害の改善を図ります。金属ステントは針金でできており、留置すると自己拡張力によって徐々に拡張していき、閉塞部分を押し広げていきます。
 肝硬変に合併する食道・胃静脈瘤は大量吐血の原因になります。肝硬変の方には定期的に内視鏡検査を行い、破裂の危険性が高い徴候が見られた場合には予防的に内視鏡下に静脈瘤をつぶす治療を行っています。治療法には、静脈瘤に針を刺して硬化剤を注入する内視鏡的食道静脈瘤硬化療法や静脈瘤を輪ゴムで縛る内視鏡的食道静脈瘤結紮術があります。全身状態(特に肝臓)や静脈瘤の形状などを総合的に判断して治療方法を選択しています。

<胃>

 早期胃がんに対する内視鏡的粘膜下剥離術を積極的に行っています。内視鏡的粘膜下剥離術の適応を判断したり切除範囲を正確に判断するために、超音波内視鏡検査と特殊光を用いた拡大内視鏡をおこなっています。
 外科的に切除できないまたは転移を伴う胃がんに対しては、病状や全身状態に応じた化学療法を選択して行っています。胃がんでは、しばしばがんによって胃が狭くなり、食べ物の通過障害が生じます。そのような場合には、内視鏡的に狭くなった胃に対し金属ステントを留置して通過障害の改善を図ります。金属ステントは針金でできており、留置すると自己拡張力によって徐々に拡張していき、閉塞部分を押し広げていきます。
 胃十二指腸潰瘍の原因の大半はヘリコバクターピロリという細菌が胃の中に感染しているためといわれています。また、ヘリコバクターピロリ感染は慢性胃炎の原因になったり、胃がんの原因になっているとも言われています。胃十二指腸潰瘍や慢性胃炎の方に対しては、内視鏡時に採取した組織、血液、呼気でピロリ菌の感染の有無の判断を行い、感染がある場合には積極的に除菌療法を行っています。

<小腸・大腸>

 上部消化管内視鏡検査や大腸内視鏡検査を行っても原因が特定できないときや小腸の腫瘍が疑われる際にカプセル内視鏡検査や小腸内視鏡検査を施行しています。また、クローン病などで小腸に狭窄をきたした症例に対し、小腸内視鏡下でバルーン拡張術も行っています。2017年よりカプセル内視鏡を導入したため、今までよりも少ない負担で検査が行えるようになりました。
 早期大腸がんや従来から行われている大腸内視鏡的粘膜切除術では一度で切除できないような大きなポリープに対して内視鏡的粘膜下剥離術を積極的に行っています。内視鏡的粘膜下剥離術の適応を判断するために、超音波内視鏡検査と拡大内視鏡を行っています。
 外科的に切除できないまたは転移を伴う大腸がんに対しては、病状や全身状態に応じた化学療法を選択して行っています。大腸がんでは、しばしばがんによって大腸が狭くなり、便の通過障害が生じます。そのような場合には、内視鏡的に狭くなった大腸に対し金属ステントを留置して通過障害の改善を図ります。金属ステントは針金でできており、留置すると自己拡張力によって徐々に拡張していき、閉塞部分を押し広げていきます。
 近年、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)の患者さんは増加傾向です。難治性または再発性の潰瘍性大腸炎の方には顆粒球除去療法・免疫調節剤の投与・生物学的製剤(特殊な抗体)の投与などで早期の寛解導入と再燃予防を行っています。クローン病の方には生物学的製剤の投与で再燃の予防を行っています。また、炎症性腸疾患の方を対象とした専門外来も行っています。

*内視鏡的処置について:
 当院では2013年4月より内視鏡機器についてハイビジョンビデオシステムとそれに対応する最新機種スコープを導入しました。その結果、吐血に対する内視鏡的な止血術のほか、大腸憩室出血など下部の消化管出血に対しても、送水機能を備えた新規スコープが使用可能となり、より負担の少ない処置が行えるようになりました。従来より、内視鏡による大腸ポリープおよび早期食道がん・早期胃がん・早期大腸がんの内視鏡的手術を行っていますが、特に、最近では手術中の負担が少ない炭酸ガス送気装置を使用し、苦痛の軽減に努めています。

胆道・膵臓疾患

 CT、MRIはもとより、超音波内視鏡検査や内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(細胞診を含む)を積極的に行い、 胆道がん・膵がんの早期発見を心がけて診療にあたっています。
 胆道・膵臓およびその周辺臓器の腫瘍性病変に対しては、超音波内視鏡下針生検を積極的に行い、的確な診断および治療に努めています。また最近では、既存の方法では治療が困難な状態の方にも、超音波内視鏡ガイド下での胆道ドレナージ術や膵仮性嚢胞ドレナージ術も施行しています。
 
総胆管結石に対しては、おもに内視鏡的乳頭切開術を行い結石の除去を行っています。胃切除後等で、通常の十二指腸ファイバーで処置ができない患者さんに対しても、小腸内視鏡を用いて積極的に内視鏡的治療を行っています。
 
外科的に切除できないまたは転移を伴う胆道がん・膵臓がんに対しては、病状や全身状態に応じた化学療法を選択して行っています。胆道がん・膵臓がんはしばしば閉塞性黄疸(がんによって胆管が狭くなり、胆汁の流れが悪くなること)を生じます。そのような場合には、内視鏡的に狭くなった胆管に対し金属ステントまたはプラスチックステントという胆汁の流れをよくするチューブを留置して黄疸の改善を図ります。金属ステントは針金でできており、留置すると自己拡張力によって徐々に拡張していき、閉塞部分を押し広げていきます。内視鏡的に留置が困難な場合には、体表から胆管にチューブを留置して黄疸の改善を図ります。
2017年より新規経口胆道鏡および電気水圧式結石破砕装置を導入したため、従来の方法では除去できなかった胆道結石に対し治療ができるようになりました。
「最新医療設備」のページもご覧ください。

肝疾患

 急性肝炎に対しては早期の原因診断と治療を行っています。
 慢性肝炎には、C型肝炎ウイルス感染による慢性C型肝炎、B型肝炎ウイルスによる慢性B型肝炎、肥満、糖尿病、脂質代謝異常などが原因といわれている非アルコール性脂肪性肝炎、自己免疫機序が原因となっている自己免疫性肝炎などがあります。慢性肝炎が長期間続くことにより肝硬変に移行するため、原因に応じた治療が必要となります。 慢性C型肝炎に対しては、ウイルスの排除を目的としたインターフェロンによる治療、ペグインターフェロン、リバビリン、プロテアーゼインヒビターを用いた3剤併用療法、インターフェロンを使用しない飲み薬のみで治療するインターフェロンフリー治療などを行っています。これらの治療はウイルスの型や量、および前治療歴に応じて方法や投与期間が異なります。慢性B型肝炎に対しては、インターフェロン治療や経口抗ウイルス剤(ラミブジン、アデフォビル、エンテカビル、テノホビル)による抗ウイルス療法を施行しています。
 
肝硬変になると、腹水・胃食道静脈瘤・肝性脳症が出現するようになります。これらに対しては投薬や内視鏡的治療を併用して治療しています。
 
慢性肝炎や肝硬変の経過中に肝がんが出現することがあります。肝がんに対しては腫瘍に状態と肝臓の機能に応じて、肝切除術、経皮的ラジオ波焼灼療法、経皮的エタノール注入療法、肝動脈塞栓術、化学療法、分子標的薬による治療、放射線療法などで集学的な治療を行っています。

診療実績

★平成28年度(2016年4月~2017年3月)の治療実績の一部を以下に示します。

<診療>
1日平均外来患者数 121.5人
延べ入院患者数 21,104人
<検査>
胃内視鏡 3,298件
大腸内視鏡 2,946件
超音波内視鏡検査 265件
内視鏡的逆向性膵胆管造影検査(処置を含む) 419件
<治療>

★がん診療については「がん登録」および「がん治療について」のページをご参照ください。

内視鏡的止血術(上部・下部) 135件
内視鏡的粘膜下剥離術(上部) 70件
内視鏡的大腸ポリープ切除術 623件
内視鏡的粘膜下剥離術(下部) 51件
内視鏡的乳頭切開術 163件
内視鏡的胆道ドレナージ術/胆管ステント留置術 298件
経皮的胆道ドレナージ術 1件
内視鏡的食道静脈瘤硬化療法/内視鏡的食道静脈瘤結紮術 58件
肝動脈塞栓術 74件
肝動脈薬剤注入療法 13件
ラジオ波焼灼療法 17件

消化器科に関する施設認定

・日本内科学会認定医制度教育病院
・日本消化器病学会認定施設
・日本消化器内視鏡学会認定指導施設
・日本肝臓学会認定施設
・日本胆道学会指導施設
・日本臨床腫瘍学会認定研修施設
・日本がん治療認定医機構認定研修施設
・日本消化管学会胃腸科指導施設

 

gairai_btm